それぞれの出展者様に、背徳について尋ねてみました\(^o^)/
Q:あなたにとって『背徳』とは?
内田佳那様(画家)
「心の隙間。見せられない自分を慰める行為。」
夜海 魔理愛(よろずやセラピスト)
「背徳。
私に取って、それは、空気のように自然に、無意識に、在るモノ。
食事や入浴や睡眠などよりも、余程自然に、確実に、私に寄り添い、付き纏っているもので、
それは既に無意識の領分であり、意識して意識しない限り、知覚できないものなのだ。
断片的に想いを綴る事は多々あるが、改めて纏めるとなると、非常に難しい。
ただ。背徳は、
私のありようの始まりに深く関わっているものであり、
神や周囲や私のセカイへの抵抗であり、
嗜好品や趣味でも在れば、
七つの大罪である、憤怒、怠惰、傲慢、暴食、色欲、嫉妬、強欲、などを始めとする、私の感じる私の罪の端々でもある。
言ってしまえば、私は。
私がお金を稼ぐ方法も、奢ってもらったりする事も、
ちょっと贅沢して美味しいものを食べたり高価なものを買ったりする事も、
ダイエットしなければならないのにそれに反する事をする事も、
遊び歩く事も、夜更かしも、ゲームに耽る事も、
家事をキチンとしていない事なんかも、
家族との不仲や神への冒涜なども、
信じていない癖に礼拝に行ったりする事なんかも、
私がペットを飼う事とかも、
死や死の香りのするものや背徳的なモノに惹かれる事や、それを見たり読んだり表現する事も、
女性が好きな事やニンゲン嫌いやダンセイ嫌いな事も、
SMをする事も、
そんな、日常の端々すら、私に取っては罪或いは背徳と感じているからなのだ。
背徳は。
様々な内臓や器官が身体を構成しているように、背徳は私を構成する一部であり。
空気のように、普段は意識しないけれど、確かにそこに在るものであり、必要なものなのだ。
私は背徳を愛する。罪を、愛でる。
小さい時に、
私は罪を重ねよう、と、
許される筈など無いように、許されたいなどと思えない程に、
罪を紡いで、永遠の地獄に堕ちよう、
と、決めたままに。
私は、背徳を重ねて行く。
それは勿論、先程書いたような日常の端々の殆どではなくて。
精神的な、モノなのだ。」
やちだけい様(絵画家)
「心底純粋であること。」
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